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HYROXのスレッド、同じ202kgなのに全然違う

53歳のオジ🙌 HYROX千葉 Men’s Pro Doubles 優勝。香港の世界選手権まで、300日の日記です

HYROXは、横浜・大阪・千葉と3大会に出ました。

スレッドで思うのは、同じ重さなのに、感じ方が違うということです。練習と本番で違うし、本番の中でも違う。

これから出る人に向けて、重さの一覧と、違いが出るところをまとめます。

🛷 スレッドの重さ

HYROXのスレッドは、Sled Push(押す)と Sled Pull(引く)の2種目です。どちらも12.5mを4本、合計50m。重さはスレッド込みで、カテゴリで変わります(HYROX公式のルールブック 26/27シーズン)。

Sled Push Sled Pull
女子 102kg 78kg
女子プロ・男子 152kg 103kg
男子プロ 202kg 153kg

まとめ記事HYROXとは? 全8種目の中身とカテゴリ解説8種目の中身と、カテゴリの選び方。出る前に知りたかったことをまとめました。

🏋️ 機材は、本番と同じにできる

普段のジムには、本番と同じHYROXのスレッドがあります。

ジムのHYROX公式のスレッド。プレートを積んで、その上にダンベルを載せている

スレッド本体とポール5本で50kg。これは本番のものと同じです。

そこにプレートとダンベルを積んで、男子プロの202kgにします。端数の2kgまで、小さいプレートで合わせます。

重さは、ここまでそろえられます。

🧱 でも、マットと床は合わせられない

同じ202kgでも、マットや床が違うと別物です。

普段のジムのスレッドは、本番より重く感じます。トレーニングにはいいんですけど、自信をなくすこともありました。

マットは、湿度で全然滑らなくなります。同じ重さでも、マットの状態で、ホントにハードだったり、ホントにイージーだったりします。

床そのものの差もあります。スレッドは、床がデコボコしてると押しにくいです。

ジムのゴムの床。タイルの継ぎ目に隙間がない

千葉の直前には、ジムの友達のキヨさんが、本番とまったく同じ機材を使っているジムを紹介してくれました。
普段のジムより、スレッドの負荷がまるで違った。そこで「やれる」という自信をもらって、本番に出ています。

なるべく、マットもスレッドも本番と同じものを使っているジムで、本番の重さを試してみてください。

それでも、湿度や使用感で本番とは違います。重さの感じは、一度レースに出てみないと分かりにくいところがあります。

🎲 本番でも、レーンで違う

本番の中でも、床の運があります。決まるのは、レーンです。

そもそも、会場の床に凸凹があると、めっちゃやりにくいです。

同じ大会、同じ重さでも、どのレーンに当たるかでコンディションが大きく違います。ここは、自分ではどうにもできません。

🔧 HYROXも、そろえようとしている

この「大会ごと、レーンごとに、スレッドの感じが違う」は、海外のHYROXのメディアでも、前から言われていることとして書かれていました。HYROXも、そろえる手を打っています。

  • 2025年の世界選手権(シカゴ)から、スレッドの床は HYROX と Centr が作った専用のターフ(毛足16mm)になりました。前のカーペットと同じ抵抗になるように作られています
  • 2026年9月20日の週末から、大会のスレッドの底(カーペットに触れる金属の部分)が、取り替えられる作りになりました。すり減った部分だけ交換して、滑り具合のばらつきを抑えるためです

それでも、カーペットの状態の差は残るので、レーンごとの差がなくなるわけではありません。

だから、床の運はまだあります。

👟 靴は、マットとの相性

スレッドのエリアには、マットが敷いてあります。滑るかどうかは、靴底とマットの相性です。

千葉で履いたナイキ ペガサス トレイルは、トレイル用の靴底の突起がマットと噛んで、Sled Push でめっちゃ安定しました。

逆に、アディダス アディゼロ タクミ センは、スレッドで脱げることがあります。押している最中に脱げます。

タクミ センに限らず、自分の靴で大丈夫かは、試しておいてほしいです。
靴紐の結び方でも、全然変わります。

買ったままの状態だと、靴紐はいちばん手前(足首に近い穴)の1つ後ろの穴までしか通っていないことが多いと思います。そのほうが、ランは走りやすいので。
でも、脱げないようにするなら、いちばん手前の穴まで紐を通して、しっかり結んでおくのがおすすめです。

まとめ記事HYROXの靴、履き比べてきた現時点の話横浜・大阪・千葉と出ながら、5足履き比べました。どれがどういう人に向いてるか、書いています。

📏 ルールも、少し変わっています

26/27シーズンのルールでは、スレッドまわりがこうなっています(HYROX公式のルールブックと、2026年6月の発表から)。

  • Sled Push は、進む方向を向いて押す
  • スレッドの反則は、1回目が警告、2回目から15秒ずつ加算
  • Sled Pull は、ロープを持ったまま、ボックスの前後の白線を踏まない
  • 割り当てられたレーンを使う

初めて出る人は、ここだけ先に知っておくと安心です。

それでは、また明日🖐️